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ハセガワ 1/72 ノースロップ・グラマン E-2C ホークアイ 航空自衛隊


さてさて、今回のお題はE-2C 通称ホークアイです。

なんとなく、戦闘機以外も作ってみたくなったので。
お皿とかペラとか作り応えありそうじゃないですか?

航空自衛隊のE-2C運用の歴史は古く、調達は1979年からで、採用数は13機です。
MiG-25亡命事件にてF-4EJ搭載レーダーのルックダウン能力(上空から低空空域を索敵する能力)が不足していた為に
函館空港に着陸を許してしまったという、日本の防空体制の低さを露呈させてしまった事により急遽調達された機体です。

早期警戒機とも呼ばれ、レーダーシステムによる敵機の索敵や、
作戦機の司令塔の役割の他に、救難補助にも用いられます。

レーダーとミサイルにより優劣が決まる、現代の航空戦には
欠かせない重要な機体なのです。


キット全容

パーツ数が多いですね。
総数は170個で、前回製作したSu-27が138個だったのと比較すると多めです。
大きな翼やレーダー、機体が目立ちます。
細かいパーツも無数にあって、作り応えは十分ありそうです。

ハセガワのE-2Cは2008年に発売されたばかりの新しいキットです。
自衛隊仕様はパーツ替えにより、初期の仕様から最近の仕様まで再現できるようになっています。


説明書

細かい部分や、バリエーション毎の作り分けが多く、
うへぇ〜って感じ。


デカール

記念塗装も再現できます。


まずはコクピット製作から。

計器類はモールドされていますので、お好みで塗装仕上げもいいでしょう。


めんどくさい向きには、計器のデカール仕上げも可能です。


シートを塗り分けて、機内色を塗装。
デカールも貼りました。


次は機体本体ですが、穴あけ指示が沢山あります。


穴を開ける部分にマジックでマーキングします。
機体左右を接着してから穴を開けるのが私流。


丸窓も接着。
今回は流し込みタイプのセメントSで貼り付けました。


塗装の前にマスキングゾルでマスキングすればいいか…


主翼を切り出し、上下を貼り合わせ。

隙間や歪みが無いように慎重に貼り合わせます。
飛行機モデルはこのような基本作業をしっかりやる事で、後々の手間が変わってきます。
塗装後に接着部分が剥がれて来たら目も当てられませんからね…

モデルの仕上がりにも影響しますので、あせらずじっくりやりましょう。


<続く>

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